多くの女性が悩んでいる介護職の問題

介護職はその職務内容から女性の割合が多い傾向にある。普段家庭で行っている料理や家事がそのまま仕事に活かせる場合も多いからだ。

しかし、女性の多い職場特有の悩みが多い場合もある。口うるさいお局様がいる場合、納得できない指示を出されても断れないことも多いだろう。そして女性が多い職場は噂話や悪口が多いことも特徴だ。特定の派閥やグループも生まれやすい。そういったグループにはなるべく属さないよう心掛け、噂話や悪口は聞き流す程度にして、口を挟まないことが大事だ。同調してしまうと、どんな風に尾ひれがついて伝わるかわからない。自分がそんなつもりで言ったわけでなくとも、相手に悪く取られてしまう場合もある。そんな話に巻き込まれそうになった時は否定はせず、同調もせず、聞き役に徹することで上手く逃げることも大事だ。

他にも、介護職に就く女性特有の悩みとして結婚や妊娠、出産、育児などのライフイベントも挙げられる。独身の間は自由に働くことができていても、結婚すれば家庭のことも考えなければならない。不規則な職場では続けることが難しくなる場合もある。肉体労働であることからも、妊娠した場合にも現場仕事が思うようにできなくなってしまい離職する人も多い。

しかし、介護職は就業先の選択肢が多岐に渡るというメリットもある。そのため、自身のライフスタイルに合わせて職場を変えることを考えてみるのもいいだろう。せっかくのキャリアを切らすことなく、介護職で働き続ける方法を考えることも大事だ。